東京電力の資料*では、今でも福島第一原発から1日あたり最大2.4億ベクレルの放射能が空気中へ放出されているそうです。 事故の終息には10年単位の時間が必要で、除染の手のつけられない山野の放射能は、200年~300年経たないと以前の状態に戻りません。 その中でも人は生活していかなければなりません。
放射能が通常よりも高い地域で暮らすには、その害から身を守る必要があります。 そのためには、高い放射線を長時間浴びないこと(外部被ばくを防ぐ)と、放射性物質を体内に取り込まない・留めないこと(内部被ばくを防ぐ)が必要です。 では、食のことを考えていきましょう。
(*福島第一発電所1~4号機の安定化・廃止措置等に向けた現在の取り組みについて 平成25年2月28日)